導入 複数の発電機があれば電圧は加算される？

電圧の章では、各電圧ランク毎に機械の性能が区分けされていると述べました。故にLVの加工機械は最大32EU/tしか入力できず、発電機は最大32EU/tしか出力できません。では、もし一つの回路に発電中のLV発電機(十分に蓄電されたLV蓄電器でも可)が複数接続されていた場合、電圧は加算され、32EU/t以上の電圧を要求する加工が可能になる……即ち、電圧ランクの壁を乗り越えられるのでしょうか。
結論から申し上げますと、§4複数の発電機がEUを搬出しても、電圧は加算されません。§r
LVの発電機が同じ回路にいくつ接続されていても、その電圧が32EU/tを超えることはありません。電圧ランクの壁を超えるのはそう簡単な事ではありません。流すEUの電圧を変えるには変圧という特殊な作業を挟む必要があります(のちの章で説明)。

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では、一つの回路には一つの発電機しかEUを供給できないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。挙動が特殊なだけで、複数の発電機がそれぞれ役割を果たせるような仕組みがあります。その際の重要な指標が、これから説明する『電流』の概念です。

電流とは
実は、ある電圧を輸送する時、許容電圧を超えない範囲の電圧の『塊』を複数同時に輸送できます。このシステムは、電圧ランクの制約を受けながらも一つの回路でより多くの加工機械にEUを供給するのに役立っています。

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この時、§4一度に輸送している電圧の塊の個数の事を電流[A]と言います。§r

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導入で挙げた回路の場合、32EU/tの電圧が2Aの電流で流せるということですね。

さて、電流は生産、消費の双方において許容量は定義されていませんが、輸送、即ちケーブルにのみ許容量があります。

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次に、電流の性質について、いくつか枚挙します。
一つ目として電流とは§4供給側の電圧ランク内の最大電圧(例えばHVな512EU/t)の塊の個数の事であり、可能なら電流はその最大電圧内でまとまることができ、まとまった後の電圧、電流を供給側に要求できます。§r即ち、必ずしも作動させたい加工機械の数と同じだけの電流を用意する必要がないということです。

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二つ目として、これは一つ目の性質を利用したものですが、輸送中の電流は供給側の電圧ランク内の最大電圧までまとまることができる(つまり電流間で電圧の移動ができたり、電流そのものを統合、分離できる)事から、§4複数の電流を輸送することによってある『電圧の塊』の電圧を増幅することができる§rということです。
恐らく難解な性質だと思うので例を挙げますが、ここで『減衰』という概念を使います。減衰については別章で説明するので、今回は結果のみを扱います。

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つまり、減衰が大きかったり、供給側の供給電圧量が不安定な場合も電流を利用すれば安定的な電力供給が可能になります。しかし、上図の場合では§4加工機械側が要求した電圧をどの供給機械がどれだけの比率で供給するかをプレイヤーは決定できない§rし、§4いずれにしても電圧の増幅に必要な電流を流せるだけのケーブルを使用する必要があります。§r

三つ目として、もうお分かりだと思われますが、§r電流も電圧と同様、需要側が要求されただけの量を輸送します。§rしかしこれが結構厄介で、許容電圧の超過は使う機会の電圧ランクを混ぜこぜにしないと大抵は起こり得ませんが、許容電流の超過は同じ電圧ランクの機械で回路を組んでも起こりえます。更にその加工機械が色々な電圧を使うレシピを持っていた場合、化工する度に要求される電圧量が変わり、それに伴い要求される電流量が不規則に変動すると言えるでしょう。不規則に変動するとケーブルの許容電流以上を要求してしまうことも当然あります。

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そのため、(先述のように)供給側の可能電流供給量を小さくしてボトルネックを作り出し、ケーブルの許容電流を超えないようにしたり、ケーブルの許容電流に遊びを作る事が大切です。

このように、電流の特性を活用すれば様々な問題を解決出来たり、配線をより合理的につなぐことができます。また、いくら電流を避けて通ろうとも2Aの電流を要求するレシピも存在します。

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これらのレシピを使いこなすのも電流の知識が必至です。何かと事故を起こしやすい概念ですが、しっかり性質を学んで安全に運用しましょう。
